黒人の命が大事・・・?2020年06月24日 23:48

米国での痛ましい事件があり
黒人の命が大事!黒人の権利を守れ!
と言った声がテレビから聞こえて来ますが
ずーっとなんか違う気がするんですよね。

命や権利が大事なのは黒人だけか?
有色人種だって大事だし
白人だって命は大事。
ホワイトかノンホワイトかって事は重要じゃなく
「命は大事」
で良いんじゃないの?

テレビのコメンテーターで
そんな事言ってる人がいないのも違和感を感じる。

「黒人は差別の対象であり守ってあげるのが正義」
みたいな変なヒューマニズムみたいなものがあって
「黒人の命が大事」を否定しちゃいけない空気があるのかな?

「女性の権利」「女性が働きやすい職場」
「障がい者の権利」「障がい者の生き甲斐」
「子供の・・・」「高齢者の・・・」
なんで?
ホントに大切なのは「みんなの権利」「全ての労働者が働きやすい職場」「全てのひとの生きがい」などなどであり
これってぐうの音も出ない「(私が思う)正論」だと思うんだけど、
そこに「誰々の〜」って特定の何かに肩入れすれば
そこには歪みが生じてアンバランスとなり
いろんな利権や闘争が生まれて不幸につながると思うんだけどなぁ。

と、理想主義者の様なことを考えてしまうのでした。

ただこれは「私」という
「日本に生まれ、特にひどい差別を受けて来た訳ではない人間」が
狭い了見の中で考えた事であり、
みんなに賛同を求める物ではありません。

各所で声を上げて権利を主張している人たちにも
それぞれ個別のバックグラウンドがあり
私とは違う環境、文化の中で育ち考え
目的を持って行動しているのだと思います。
ですから彼らを否定することはありません。

自分と違ったライフスタイル、バックグラウンドを持つ人の考えを
受け止める(受け入れる必要はない)ことが
人の基盤の大きさ、「寛容」さではないでしょうか。

何が言いたいかというと
コーチングをする上では
コーチ自身の意見、思い込み、考えは
ちょっと隣に置いておいて
クライアントのバックグラウンドやライフスタイルを受け止めて
深く深く掘り込み、掘り出していきます。そこから「自己発見」「気づき」に繋げていきます。

という事です。