「迷いがある人は・・・」2020年06月30日 15:19

「迷いがある人は
    だいたい いつまでも迷っていて
         ずっと何も達成しないままだ」
            『生きるために大切なこと』より

精神科医であり心理学者でもあるアルフレッド・アドラー。
彼の書いた本からの抜粋です。

なんとなく心当たりありますよね。
迷いがあるとき
一通り迷い悩み続けますが
悩み続けるだけで行動は起こさないって事。

迷いは迷いのまま、
そのまま消化されてしまえば良いですが
本当に悩んでいることに関しては
何もしないままでは時間が解決・達成したり
いつの間にか消えてなくなったりはしませんよね。

「将来の事」や「新たにやりたい事」、「現状から変えたい事」
何もしなければ何も起きず今のままの人生です。

でも人の心は「精神的に保守」であり、
現状が危険や絶望でない限り「現状維持」を求めるようです。
「安全」な現状を変えて「危険」に`なるかもしれない´選択を避けるんです。

ここでアメリカでの面白いデータを紹介します。
80歳以上の老人を対象にしたアンケートです。
「人生で最も後悔している事は何ですか。」

70%の方が同じ回答をしたそうです。
何だと思いますか?

それは
「チャレンジしなかった事」
だそうです。

自身の保身であったり、世間体であったり、家族の反対であったり
中には何となくとか、面倒くさかったとか
色々な理由があって諦めたり、先送りした結果できなかったとか。

そうして生きてきた人生の先輩たちの70%が
人生の終末に際して「チャレンジしてこなかったことに後悔」しているんです。

私にも40年の人生の中でチャレンジしなかった事がいくつかあります。

航空大学校を受験
松下政経塾を受験
自家用航空機のライセンス
教育業界への転職
などなど

その時はいろいろあっての見送りだったり
納得した上での諦めだったりしますが
「チャレンジしなかった事に後悔はないか」と聞かれると
40歳にして既に「NO」です。

迷った挙句、行動しなかったことに対して残るのは
納得や肯定ではなく
「後悔」
なんだと思います。

行動を起こした結果、考え改めて止めるのであれば
そこに「後悔」はないような気がします。

幸い、私はコーチングに出会い、悩んだ結果
「スクールに通う(時間とお金を使う)」という決断と行動をして
次は
「社内でコーチングを活用するために社内で暗躍(?)」
「大学で勉強して認定心理士を取得する」というチャレンジをします。

齢四十にしてやっと「迷った結果、行動を起こす」という道を歩めています。
思えば「不惑」とはよく言ったもので「迷い」はしても「惑い」はしてない気がします。

これからの未来ある若者の迷いや
大人になっても何かに挑戦したい人の迷い
いろんな迷いから一歩を踏み出すサポートが出来たら嬉しいと思っています。

メール: tstailwind@outlook.com

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