協働作業2020年07月03日 12:25

突然ですが
コーチングは『協働作業』です。

「共同」?
「協同」?
いえいえ、『協働』です。

何が違うの?

イメージとしては
共同:一緒にやる
協同:協力してやる
協働:同じ目的に向かって協力して働く。

協働>協同>共同の順で
一緒に力を合わせて協力する感が強いですね。

一般的に考えられている「指導者としてのコーチ」は
教わる側との間に『優劣や上下関係』が生まれますが、

「協働者としてのコーチ」とクライアントの間には
『対等な信頼関係』が生まれます。
というか、対等な信頼関係が成り立たなければ
本当に機能的なコーチングは行えないとさえ考えます。

敵か味方かわからない人に自分の夢や目標を語れませんよね。

あなたには対等で信頼できる、自分の夢に対して協働してくれる存在がいますか?
そんな人なかなかいないと思いますし私にもいません。
(支えてくれる家族は居ますが「協働」とはちょっと違う。)

そんな存在がコーチなんです。
そんな簡単には得難い存在だからこそプロコーチの報酬はそれなりなんです。(私は無償でやってますが。)

是非そんな存在を得てみて下さい。
世界が変わるかもしれません。

「火の鳥」に学ぶ2020年07月06日 21:42

「ネガティブな世界からの羽ばたき方」


私のバイブルの一つといっても過言ではない
手塚治虫先生の
「火の鳥」

実は文庫版の漫画で全巻持っています。

初めて衝撃を受けたのは
「宇宙編」

火の鳥はどの作品も「命」をテーマにしていますが
小学校低学年くらいの私は
死にたくない・死ぬのが怖いと思っていました。
「宇宙編」を見て『死ねないことの苦しみ』を初めて考え
そこで初めて死を受け入れたように思います。

そこから大人になるまで、いや大人になっても
「火の鳥」は年代に応じたメッセージを与えてくれて
いろいろな事を問いかけてくれるような気がしています。
そんな中、本屋で見つけたこの本。

この中で「おっ!」っと思った記述を一つ。
「未来編」からの教訓で
『幸せは人間関係の中にしかない』
’結局人間関係に一喜一憂しながら
辛く幸せな時間を過ごすのが人生なのかもしれません’

アドラー心理学では
「すべての悩みは人間関係に帰結する」
と考えます。
それだけだと悩みから逃れるために
人間関係をすべて捨て去るという選択肢もあるかもしれません。
しかしながら「幸せは人間関係の中にしかない」としたら
人間関係は手放すわけにはいかないですよね。

逆に考えたら
他人を悩ませるのも自分なら
他人を幸せにするのも自分ですよね。

後者の生き方を選びたいですね。

視線に注意!2020年07月08日 09:37

対面した人の視線の向きとその時の思考
『目は口ほどにモノを言う』
といいますが

NLP(神経言語プログラミング)では
網が視覚、聴覚、体感覚にアクセスする際に行われる眼の動きを観察する事を
「アイ・アクセシング・キュー」(視線解析)
といいます。


人は記憶の中から過去の経験を掘り起こそうとする際
左側に視線を動かす傾向があります。

それに対して、経験がないことを想像(創造)する際は
右側に視線を動かす傾向があります。

そして
視覚的な事(ビジュアル)を考える際は上向き

聴覚的な事(音・声)を考える際は水平方向

身体感覚(触覚・味覚など)を想像する際は右下、
内的対話(自分との対話・思考)の際は左下向きの視線となります。

添付画像でまとめたので確認してみてください。
画像は対面した相手の視線イメージです。

注意していただきたいのは、これは右利きの大部分の方の傾向ですが
利き手(利き脳)が反対だったり
または人によっても変わるので全ての人がこの図の通りだと思わないでください。
会話中の簡単な質問でこっそり相手の傾向を確認してみてください。(笑)


我々コーチはクライアントの視線から
思考傾向や考えている状態を確認しながらセッションを行います。
なるべく効果的に意識を掘り込めるようにクライアントの有利な感覚(人によって違います)にアクセスできる質問を投げ掛けます。
そうやって効果的なコーチングに繋げていきます。
そういう意味では音声通話セッションよりも対面や映像通話セッションのほうが情報量が多くて効果的かもしれません。(コーチは疲れます)

この「アイ・アクセシング・キュー」をマスターすると
他人のウソが簡単にわかってしまします。(あぁ怖い)
一番典型的なのは質問に対して
「左下を見て、右上を見る」
左下で内的対話(どういう嘘をつくか自分の中で考えて)して
右上で(これからつく嘘の)イメージを想像しているといった感じです。

お試しあれ。

合格!2020年07月10日 21:42

放送大学から
合格通知が届きました。

祝合格!!
とはいうものの

入試も何も無いんですけどね。

要は高校卒業したのと同等な学歴を
認めてもらったっていう事。

高卒同等であれば誰でも(?)合格できるという事です。

高校の卒業証明を取り寄せるのが面倒なので
手元にあった大学の卒業証明で代用しましたが。

入学金と(24000円)と授業料(12単位×5500円)をコンビニで納めて
あとは教材が届くのを待つだけ。

10月から授業が始まります。

ワクワク。

何か始めてみたい人には放送大学おススメです。
また動きがあったら報告します。

『×』じゃなくて『?』2020年07月11日 06:59

我が家の子供たちは塾には通っていませんが
Z会の通信教育をしています。

タブレット端末を利用して動画で説明されるのが良いと思い導入しました。

下の子(低学年)がお勉強しているのを見ていると
答え合わせをする際に
間違った回答に『?』が付きます。

子供に聞くと 
「1回目は?が付くんだよ。
 次も間違えると×になるの」
との事です。

へー。なるほどねぇ。

間違えた回答に対して
「はいそれ間違い、ブー!」
ではなく
「あれ?もう一回考えてみて!」
と促す感じになってるんですね。

いきなりの否定で意欲を削ぐことはせず
問い掛けによって気づきを促す。


同じZ会の通信教育ですが、
上の子(高学年)の方は前からずっと間違えるといきなり「ブー!」です・・・

数年のうちに改定されたのか、高学年には不要と考えたのかは不明ですが、
我が子を見てみると上の子は間違えると
「わかんなーい」
と投げ出し、自ら考えずに聞いてくる傾向がある気がします。

子供に対するコミュニケーションのヒントになる気がしました。