「最悪」と言うときのメンタル2020年06月05日 08:43

我が家の娘(小学生)が入学以来、事あるごとに
「最悪!」
と口にしていました。

その度に問いかけます。
「本当に最悪なの?
お父さんにとっては君が死んじゃったり家族が死んじゃったり
お父さん自身が死んじゃったら最悪だけど
それ以外の事なら何とかなると思ってるよ。
今の君は本当にこれ以上ないくらい『最も悪い』の最悪なの?」

すると娘は
「うーん、そうでもない。最悪ってわけでもないかなぁ」
と考え直してくれます。


人の心理としては
「今、最悪だから私はなにもできない。何もしたくない。しなくていい。」
という形で自己防衛に走っているのかもしれません。

しかし実際は「最悪」と口に出すことで
脳にも「状況は最悪なんだ。どうにもならないんだ。あー駄目だー!!」
と刷り込まれてしまい、自分で解決法を探すことに壁を立ててしまいます。

とはいえ、マイナス言葉を今から今日から封印するのは非常に難しいでしょう。
そこでスーパーブレイントレーニングでは3秒ルールを実践します。
『マイナス言葉が出てしまったら3秒以内にプラス言葉で打ち消す!』

例えば
「最悪!・・・って訳でもないなぁ」
「無理!・・・と思わずやってみる!」
「もう!何やってんだ!・・・そうきたか(ニヤリ)」
「ヤバッ・・・くない。大丈夫。」

まず、発言(行動)でハッタリでもいいから
脳に「八方塞がりじゃない、大丈夫、なんとかできる。」と刷り込めば
心はそれについてきます。

心がそれについてきたら行動もプラスに働きます。
そこからは正のスパイラルです。

SBT(スーパーブレイントレーニング)2020年06月02日 07:06

コーチングの勉強をする中で
メンタルトレーニングにも興味を持ち
先日、SBT(スーパーブレイントレーニング)3級のオンライン講座受けてみました。
SBTとは大脳生理学と心理学に基づいた脳トレーニングです。

ホントは対面講座でしたがこのご時世ですのでオンラインという事で。

北京五輪ソフトボール代表をはじめ、甲子園優勝校や
多くのプロアスリートを成功に導いている臼井博文先生の講義を直接受けることが出来ました。

メンタルトレーニングと言うと宗教じみているというイメージを持っている人も周囲には多く居ますが
メンタルトレーニングが宗教なのでは無く、宗教が上手く脳科学を利用してきていた(経験工学的に?)のでは無いかと感じます。
メンタル=宗教といったネガティブなイメージ、例えば
「洗脳されてしまうんじゃないか」とか
「催眠のように操られてしまうんじゃないか」
などといった懸念が
心理トレーニングの普及しにくさを生じているのではないでしょうか。
そのネガティブなイメージをメンタルトレーニングから取り去ることの重要性も感じました。

いや、宗教によって幸福感や達成感、目的・目標を持てている人はそれはそれで良いのだとも思いますが。

ただ、自己実現や目的・目標達成に脳科学を利用する事はなんら間違いでは無く、その有効性を知らない・認めない人を差し置いて、その有効性を信じて利用する事は有効性を知っている人のアドバンテージだと素直に思うのです。

私の提供するコーチングにはSBTの要素も取り入れて脳科学からも夢の実現にアプローチします!