コーチングとは2020年06月06日 23:56

ここにきて、そういえば

そもそも「コーチング」とはなんぞや?

についてお話していないことに気づき
遅ればせながらご説明致します。

ウィキペディアには
「促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させることを目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。
ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。」

・・・なんか難しい書き方。

コーチ(COACH)っていうブランドをご存じですか?
どんなマークでしたっけ?
そうそう、
馬車のマークなんですよね。
そのコーチ(馬車)の動名詞形のコーチングです。
馬車に乗ると(徒歩で行くより)目的地に早く着きますよね?
そう、そういうことなんです。
クライアントが目標に向かって進むのを助ける存在がコーチ。

どうやって?
対話の中でクライアントは「頭の中を整理」して潜在意識・潜在能力に「自ら気づき」、目標に向かって自ら行動するようになる。
コーチは効果的な「質問」「認証」「勇気づけ」をもってサポートするんです。

そう、コーチが主導的にどうこうするんじゃなくて
クライアントの何かしたい気持ちに対してコーチがサポートするんです。

・・・「ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。」
というようにコーチによっていろいろな方法をとっています。
ベースになる考え方、や手法、道具もコーチによって違ってきます。
タロットカードなどの占いを用いるコーチもいれば
コンサルタントを組み合わせるコーチ
ありとあれゆるコーチがいます。

私はというと
「アドラー心理学」の考え方をベースに
「NLP(神経言語プログラミング)」と
「SBT(スーパーブレイントレーニング)」
を取り入れてコーチングしていきます。
それぞれについてはおいおい説明していきます。

コーチングによってもたらされる効果としては
・目標と目標達成のイメージ(頑張る目的)が明確になる。
・目標達成に向けて意識の集中が継続できる。
・何をすべきかが具体的になるため行動が促される。
・心のストレスが減る。
・怠け心が克服できる
・安心感が得られる

等が挙げられます。

「NLP(神経言語プログラミング)」とは2020年06月07日 23:10

昨日の記事で
「NLP(神経言語プログラミング)」
という言葉が出てきましたが
一体なんぞや?と思われることでしょう。

なんか響きはカッコイイ。

Neuro Linbuistic Programing

英語にするともっとカッコイイ。

Neuro:神経ですがここでは「感覚」「五感」だと思ってください。

Linbuistic :言葉・言語です。

Programing:プログラミング、今流行りの奴ですね。

これまで経験した「感覚(行動)」や自身の「言葉」によって「プログラミング」されて癖となっている行動や思考・感情の傾向を
新たな「感覚(行動)」や意識して口にする「言葉」によって自分のなりたい自分・ありたい姿に「再プログラミング」する手法だと考えています。

これによって人間関係を円滑にしたり
学びがスムーズになったり
気持ちがリフレッシュできたり
等々の効果があるようです。

私はNLPに関しては特に誰かに師事してるわけではありませんが
本で学ぶ中で昔から無意識で実践しているものもあったりしますので
意外と皆さんの生活にも知らずに根付いている物なのかもしれません。

NLPのテクニックもおいおい紹介していきたいと思います。

「アドラー心理学」2020年06月08日 22:05

「アドラー心理学」をベースにコーチングします。
とはいうものの
アドラー心理学ってなんぞや?

アルフレッド・アドラーはオーストリアの精神科医であり心理学者です。
独自の「個人心理学」を構築しました。
フロイトやユングと並ぶ心理学の大家です。

アドラー心理学では「すべての悩みは対人関係の悩みである」とします。
考えてみてください。
学校(職場)での悩みは「気になるあの子(人)」の事だったり、クラスメイト(同僚)との関係やライバルに対する劣等感だったり・・・痩せたいと思う悩みでさえ他人の目を気にするからだし、テスト(営業)の成績が伸びないという悩みは親や先生(上司)からの評価を気にするものです。そう、突き詰めると何かしら対人関係の悩みになるんです。
そんな中で「課題を分離」して自分にできることを考えていきます。
http://oikaze.asablo.jp/blog/2020/05/30/9252476

そしてすべての人間の行動は「目的論」によるものとします。
人が行動を起こす時には必ず目的がある。
原因があっての行動ではなく、目的のために行動するという考え方です。
溺れた事がある人はトラウマがあるから水に入らないのではなく
水に入りたくないという目的のためにトラウマを持ち出すんです。
目的が有っての行動です。目的を明確にすればやるべきことが明確になっていく。
コーチングではまず目的・目標を明確化していき、やるべき事を明確化します。


アドラーは
「過去にどんな辛い経験や失敗があってもこれからどう生きるかには関係ない」と唱えました。
「人は変われないのではなく、ただ『変わらない』という決心を下しているに過ぎない。」と。

いま幸せを実感できない人に足りないのは、能力でもでもなければ、お金でもないし、ましてや恵まれた環境でもない。自分の人生を幸せにするために一歩を踏み出す「勇気」が足りないと考えるのです。

この「勇気の心理学」ともいわれるアドラー心理学を用いて
目的・目標に向かう一歩を踏み出す「勇気」をサポートするのがコーチングであると思ってください。

アドラーの言葉・考え方についてもおいおい紹介していきます。

目的と目標2020年06月09日 23:51

コーチングをする中で
「目的は何ですか?」
「何を目標としますか?」
という質問を使います。

当然、「目的」と「目標」は使い分けています。

え?違うの?と思う方もいるかもしれませんが
辞書には

目標:①そこまで行こう、なしとげようとして設けた目当て。
    ②射撃などの、的。
    ③目じるし。

目的:①実現しよう、到達しようとして目指す事柄。めあて。
    ②行為において目指すもの。それのために、またそれに向けて行為が行われ、実現が求められるもの。

とあります。

・・・?
どう違うの?

私のコーチングの中では
目的:最終的にどうなりたいか、どういう人間でありたいか。
目標:目的に到達するまでのマイルストーン。
と考えています。

具体的には
「目的はお医者さんになって世界中の小児がんの子供を救う事です!
だから医学部に合格することを目標にしています!医学部合格のために苦手な英語を鍛えます。次の模試で偏差値60が目標です。そのために単語を1日10個覚えます。」
とか
「野球殿堂に入るのが目的です。そのための目標は巨人の監督になってV10を達成することです。そのためには巨人にドラフト指名されます。そのためには甲子園で大活躍します。そのためには強豪高校に入ります。そのためには不得意な守備を鍛える為、ノックで10回連続ミスなしを今週の目標にします!」
などといった感じです。
上の例では大きな目的のために段階的に目標を設定しています。

アドラーの「目的論」では目的があっての行動ですので
コーチングでは目的を明確にして、その目的に対してショートステップで目標設定し確実に目的に近づくサポートをします。
ここで重要なのは目的や目標を誰が設定するかです。
コーチは設定しませんよ!
クライアントが「自分で考え」「自分で設定し」「自分で実行」するんです。
コーチはできる限り寄り添ってサポートします。

「愚かさとは・・・」2020年06月10日 22:15

最近、ある先生から聞いた言葉です。

アインシュタインの言葉で

「愚かさとは同じことをしながら違う結果を望むことである。」

・・・なるほどなぁ。
考えさせられました。

違う結果を望むなら方法を変えてみる必要がある。
良い結果が出なのにずっと同じことをしていても進歩はない。

自分を変えたい、変わりたいなら
今までとは違う行動を起こす必要がある。

というふうに理解しました。

今、私自身がこれまでの自分から変わりたいと思っていろいろな行動を起こしている最中であり、この言葉に勇気づけられました。

コーチングを通して
同じように「変わりたい・新しいことに挑戦したい」と思っている人の
背中を押せる「追い風」になりたいと
改めて思うのです。